透析室案内

血液浄化センター(透析室)

当センター(透析室)では、糖尿病や慢性腎炎などが原因で腎臓の機能が低下した患者様の血液透析をおこなっており、外来通院、併設する介護老人保健施設『白藤苑』や特別養護老人ホーム『つくし庵』、入所中の患者様の透析にも対応しています。また、ベッドは全台3モーター医療用ベッドを採用しており患者様自身で自由に体位を調整出来、快適に透析を受けられる環境にしております。
私たちは、患者様の医療安全と治療効果を第―に考え、週3回の治療時間を快適にお過ごしいただけるよう努めております。

スタッフ構成

医師 2名

看護師 12名

(透析療法指導看護師2名、腎臓病療養指導士2名)

臨床工学技士 11名

看護助手 1名

「慢性腎臓病指導看護師」とは

高度な透析看護技術を有する専門看護師であり、患者様の肉体的・精神的ケアを担うもので、日本腎不全看護学会・日本泌尿器科学会などの5学会が合同で認定する専門資格です。

透析室の特徴

●透析統合支援システム(Dr.HEMODY)を導入し、ベッドサイドでデータ管理を行いながら透析治療を実施しています。

●作業効率の向上、作業の単純化、ヒューマンエラーの減少、感染リスクの軽減を目的として2012年より全自動患者監視装置を導入しています。

●足のトラブルを回避するため、予防、早期発見・早期治療が重要です。透析センターでは看護部を中心に血流評価、定期的観察、セルフケア指導に力をいれています。

●当院オリジナル動画をみながら腎臓リハビリテーション指導士の資格を持った理学療法士の指導の下、透析中の運動療法を実施しています。

透析中患者様のデーター管理
透析中患者様へのフットケア
  
           透析中の運動療法
        

「腎臓リハビリテーション指導士」とは

腎臓病の患者さんの治療やQOLの向上に貢献するために、運動・食事・精神的などの包括的なサポートをするプログラムである腎臓リハビリテーションの専門的な知識や技術を持つ資格です。

設備

中央監視システム
  RO水処理装置 1台
多人数用透析液供給装置 1台
  全自動溶解装置 1台
個人用透析装置 3台
全自動透析用監視装置 46台
電動式ベッド 49台
最大収容人数49名
    RO 水処理装置
多人数用透析液供給装置DAB
    全自動溶解装置DAD

●当センター(透析室)の臨床工学部では安全な透析を行うため、日本透臨床工学技士会の定めた透析液清浄化ガイドラインver2.01に基づき透析液の清浄化に取り組んでいます。

個室

2021年6月に感染対策の為、個室の透析室を2部屋新設しました。

         

主に、発熱者や感染症が疑われる場合に他の患者様とのゾーニング目的で使用しています。

      透析個室1
      透析個室2

*透析中に発熱や風邪症状が出た際はパーテーションでの対応をしております。

血液浄化の治療時間

クール 透析開始 透析室入室時間
1クール 8:00~11:00 8:00~10:45まで
2クール 12:30~14:00 12:00~14:00まで

流れ

体重測定→ベッド準備→穿刺→透析開始→4時間→透析終了→返血・抜針・止血→体重測定→帰宅

        
透析患者様用に1階に患者待機室を設けております。こちらで着替えができます。2ク-ル目の患者様は待機室で名前を記入してお待ち下さい。

携帯電話

携帯電話の使用は、原則として血液浄化センター内での使用は禁止させて頂きます。
所定の場所での使用をお願いします。

駐車場

クリニック施設内に併設しております駐車場をご利用ください。

送迎について

ご希望の方には病院車で職員が送迎させていただきます。
病院車の利用をご希望される方は、職員にお尋ねください。(利用条件有)